10-11 カダベリン!!

今日の講義では分子の画像をはる課題が出ました。


この中から私が選んだのは「悪臭の正体/悪臭防止法規制22化合物」
より、『カダベリン』ちゃん。
もうですね、見れば見るほど分子ってかわいい。
高校の化学1では、本当にイヤでイヤでしょうがないと
思ったあの分子をこんなにかわいいと思うとは、
っていうぐらいにかわいいです。


そんな『カダベリン』とは。
かわいらしい外見とは裏腹に、「死体のようなにおい」を
意味するようです。
別名「1,5-ジアミノペンタンペンタメチレンジアミン」。長。
「動物の体組織が腐敗する際にタンパク質の加水分解
 よって生成し、腐敗臭の元となる化合物であるが、
 腐敗の過程そのものには関与しない。」
ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典『カダベリン』より引用)


私は別に死体が好きってわけではないですよ。
ただ、今読んでいる本の影響を受けただけです。


死体は語る

死体は語る

上野正彦 死体は語る


この本を読んでいます。
『カダベリン』とは離れますが、ちょっと本の感想を。


上野正彦さんの書く本が大好きなんです。
実際に監察医を長年勤めた方だからこそ知っていることが
たくさんこの本に書かれています。
私自身が初めて読んだのは3年ぐらい前でした。
伯父さんに頂いたんです。その時は本当に
軽くショックを覚えたぐらいおもしろいと思いました。
そしてこの間本棚を整理していたらこの本を見つけまして・・・。
今マイブームが再び到来して、寝る前にちょこっとずつ
読んでます。短編なのがまた読みやすくていいですね。