「プラダを着た悪魔」と「武士の一分」


11月25日「プラダを着た悪魔
12月9日 「武士の一分」


と、私にしてはめずらしく劇場で映画を見ました。
もともと映画は好きなんですが、
お金が・・・という理由で、映画館ではあまり見ません。
でもやっぱり映画館で映画を見るのはいいですよね。
非日常的で文化的な生活を楽しむことができます。映画大好き!!


プラダを着た悪魔」は正直、あまり期待していませんでした。
でも大女優メリル・ストリープが見れる、
ということでちょっと行ってみましたが。
期待していなかった分、楽しめました。
何が一番よかったかって言うと、音楽とファッションですね。
シーンに合った音楽がどれもよかったです。
あと、ファッションもすごくきれいで、かわいくて、
オシャレで、カッコイイです。
気になったのはメリル・ストリープ演じるミランダの口癖
"That's all."
まぁちゃんと正確に聞き取れたのがこれだけってことですが。
日本語に訳すと「以上よ。」ですよね。
語尾に必ずこんな言葉つけると、仕事できるって感じだなぁ
と思いましたよ。


そして「武士の一分」
これは当たりっ!って感じでした。私はこういう映画、好きです。
大きな期待を持って行きました。十分満足できました。


私は「木村拓哉」って人物は俳優としてあまり好きではなかったんです。
何を演じても「木村拓哉」だと思っていたからです。
特にフジテレビ系のドラマは本当にどの役も似たような性格だなぁと。
でもそれが、まさか・・・!って感じですよ。
映画を見ているときに「木村拓哉」を意識することは
ありませんでした。「完璧」に三村新之丞、とは言いませんが
「ほぼ完璧」だったと思います。
ほかの俳優さん方もいいですね。
檀れいさん、笹野高史さん、坂東三津五郎さん、桃井かおりさん、
小林稔侍さん・・・、私が一番いいと思ったのは緒形拳さんですねぇ。
まぁ、もともと好きなんですが。圧巻の演技です。
大きな存在感がありますね。出ているシーンとか台詞の数とかは
多くないですが、役柄の優しさがにじみ出てます。
ぜひ注目してもらいたいと思います。
時代に合わせた衣装や小物なんかもいいなと思いました。


ちなみに、「武士の一分」洋題は「Love and Honor」という
らしいです。うーーーーーん。
「Love」って言っちゃうのねって感じですわ。
それを言わない感じがいいのにぃ、って思います。
でも、「一分(いちぶん)」って日本人ならではの心を
表す言葉だから、英語では訳しづらいですよね。
「Honor」はしっくりきますね。いいです。


さらにちなみに、「たそがれ清兵衛」は「The Twilight Samurai」
だそうで。これはまぁ、そのまんまですよね。